13インチのノートパソコンの魅力とは?
選び方やおすすめモデルを紹介
2025.03.21(FRI)
2025.03.21(FRI)

13インチのノートパソコンは、コンパクトさと作業のしやすさを両立したモバイルノートとして人気です。持ち運びやすいサイズ感と、十分な作業領域を持ち合わせており、外出先での使用に適しています。通勤や出張、カフェでの作業など、さまざまなシーンで活躍するため、ビジネスパーソンや学生に選ばれることが多いサイズです。この記事では、13インチノートパソコンの特徴や具体的なサイズ、選び方のポイントを詳しく解説します。購入に必要な情報を網羅した内容なので、ぜひ参考にして下さい。
モバイル用途におすすめの13インチノートパソコンは何センチ?
詳しいサイズ(大きさ)を紹介

13インチノートパソコンはモバイル用途に適したサイズです。ノートパソコンのサイズ選びで迷っている場合、インチごとの大きさを把握しておくとイメージしやすくなります。一般的な13インチノートパソコンのディスプレイは、横幅約28.7cm、縦幅約16.2cm、対角線約33cmです。これに、ディスプレイのベゼル(画面の縁)や外枠も含めると正確な寸法になります。
他のサイズとどのくらい違う?比較表をチェック!
13インチがモバイル用途として最適かどうかは、個人の好みや使用目的によって異なります。他のサイズと比較して、自分に合ったサイズを見つけることが大切です。以下の表で、主要なインチサイズの寸法を比較してみましょう。
インチ | 横幅(cm) | 縦幅(cm) | 対角線(cm) |
---|---|---|---|
12 | 約26.5 | 約14.9 | 約30.5 |
13 | 約28.7 | 約16.2 | 約33 |
14 | 約30.9 | 約17.4 | 約35.6 |
15 | 約33.2 | 約18.7 | 約38.1 |
16 | 約35.4 | 約19.9 | 約40.6 |
※横幅・縦幅はおおよその数値です
頻繁に持ち運ぶ場合は12〜13インチ、デスクワークが中心であれば14〜16インチを目安に選択するとよいでしょう。
ベゼルを含めたサイズも確認
インチから換算したサイズは、あくまでもディスプレイの大きさを示しています。実際のノートパソコンのサイズは、ディスプレイにベゼルと外枠が加わるため、より大きくなるため注意が必要です。例えば、13インチのディスプレイを搭載したノートパソコンでも、実際の本体サイズは数センチ大きくなることがあります。ノートパソコンを選ぶ際は、インチサイズだけでなく、メーカーが公開している実寸も確認するとよいでしょう。これにより、バッグへの収納や机上でのスペース確保をより正確に計測できます。
13インチのノートパソコンがおすすめな理由

13インチのノートパソコンがおすすめな理由は以下の通りです。
- 小型・軽量で持ち運びやすい
- マルチタスクにも対応できる作業領域
- デスクのスペースを取り過ぎない
- さまざまなシーンで利用しやすい
- クリエイティブワークに活用できる高性能モデルもある
それぞれ詳しく解説します。
小型・軽量で持ち運びやすい
13インチノートパソコンは、小型・軽量で持ち運びやすいのが魅力です。例えば、一般的な13インチモデルの重量は約1〜1.4kg程度と非常に軽量です。カバンに入れても邪魔にならず、通勤や出張時の負担も軽減されます。12インチモデルになるとさらに軽量になりますが、選択肢が少なくなるため目的に合うスペックが見つからない恐れがあります。一方、13インチは携帯性と選択肢の多さのバランスが取れたサイズといえるでしょう。
マルチタスクにも対応できる作業領域
13インチノートパソコンの画面は、マルチタスクにも対応できる作業領域を確保できます。一般的な13インチモデルの横幅は約28.7cmあり、2つのウィンドウを並べて表示しても、1つ当たり約14cmの幅を確保できます。これは、文書作成をしながらWebブラウザで情報を確認するといった作業に対応できる広さです。14インチ以上の方がマルチタスクは快適ですが、モバイル用途を考慮すると13インチは非常にバランスの取れたサイズといえます。
デスクのスペースを取り過ぎない
13インチノートパソコンは、デスクのスペースを取り過ぎないのも大きな利点です。外付けキーボードやマウスを使用する際でも、作業スペースを圧迫しにくいでしょう。例えば、幅100cmのデスクを使用している場合、13インチノートパソコンを置いても両サイドに十分なスペースが残ります。小型のデスクを使っている場合でも、窮屈さを感じず快適に使用できる点がメリットです。
さまざまなシーンで利用しやすい
13インチノートパソコンは、さまざまなシーンで利用しやすい点も魅力です。例えば、カフェでの作業時には、小さなテーブルでも快適に使用できます。テーブルにドリンクやスマートフォンを置いても十分なスペースを確保できるでしょう。また、飛行機や新幹線のテーブルでも作業ができます。大学の講義でノートを取る際にも、隣の席の人の邪魔にならず使えるのもメリットです。さらに、自宅でソファに座りながら使用する時も、膝の上に乗せながら無理なく使用できるでしょう。
クリエイティブワークに活用できる高性能モデルもある
13インチノートパソコンはモバイル用途が前提の製品が多いため、適度な性能のモデルが中心です。そのため、クリエイティブワークには適さないと思っている人もいるでしょう。しかし、中には高性能なCPUやグラフィックボードを搭載したハイスペックモデルも存在します。例えば、第13世代のIntel Core i7やNVIDIA GeForce RTX 4070などを搭載したモデルもあります。これらは、動画編集や3DCG制作などの高い処理能力が求められるクリエイティブワークにも対応可能です。
13インチのノートパソコンはどんな人におすすめ?

13インチのノートパソコンがおすすめな人は以下の通りです。
- 外出先での作業が多い人
- ノートパソコンを持ってオフィスに行く人
- カフェ・コワーキングスペースで作業するフリーランスやリモートワーカー
- 仕事や娯楽用で旅行に持ち出す人
- 自宅の作業スペースが限られている人
- 講義中に利用する大学生
各項目の具体的な理由を解説します。
外出先での作業が多い人
13インチノートパソコンは、外出先で頻繁に作業する人におすすめです。大型のノートパソコンでは利用できる環境が限られ、作業効率の低下や機会損失が起きる恐れがあります。例えば、電車内のテーブルや狭いカフェの席では、15インチ以上のノートパソコンを開くのが困難な場合もあるでしょう。一方、13インチモデルであれば、コンパクトなサイズで多様なシーンに対応できます。場所を選ばずに作業できるため、外出先での作業が多い人は13インチのノートパソコンを選択しましょう。
ノートパソコンを持ってオフィスに行く人
毎日ノートパソコンをオフィスに持ち運ぶ人には、13インチの小型・軽量なモデルがおすすめです。大きく重いデバイスを毎日持ち運ぶのは、体力的にも精神的にも負担が大きくなります。例えば、15インチモデルが1.6kg〜2kg程度であるのに対し、13インチモデルは1〜1.4kgと大幅に軽量です。オフィスにメインのパソコンがある人にとっても、13インチのコンパクトなサブマシンは重宝します。会議室への持ち運びや、自宅とオフィスの往復にも便利だからです。
カフェ・コワーキングスペースで作業するフリーランスやリモートワーカー
カフェやコワーキングスペースを利用するフリーランスやリモートワーカーにとって、13インチノートパソコンは非常に使いやすいサイズです。これらの場所は、店舗や座席によって作業環境が異なります。大きなノートパソコンでは、狭い席しか空いていない時に作業がしづらくなります。13インチモデルであれば、小さなテーブルでも周囲を気にせずに作業できるでしょう。もし、広い席を確保できた場合は、モバイルモニターを使って効率化することも可能です。また、モバイル用のパソコンはバッテリー持続時間が長いモデルが多いため、コンセントの有無を気にせず長時間作業ができます。
仕事や娯楽用で旅行に持ち出す人
旅行時にノートパソコンを持ち運ぶ人にとって、13インチモデルは良い選択肢といえます。旅行は必要な物が多いため、できるだけ荷物は少なくしたいところです。大きなノートパソコンは重量が増えるだけでなく、バッグのスペースも多く占有してしまいます。13インチのモバイルノートパソコンであれば、旅行鞄にもすっきり収まり、ホテルの狭いデスクでも快適に使用できるでしょう。例えば、出張中の報告書作成や、旅行先での動画編集、空港でのメールチェックなど、さまざまな用途に対応できます。
自宅の作業スペースが限られている人
自宅に広い作業スペースを確保できない人は、13インチのノートパソコンがおすすめです。デスクが小さい場合、15インチ以上のノートパソコンでは、周囲に物を置きづらい、圧迫感があり快適に作業できないなどのデメリットがあるでしょう。13インチモデルであれば、60cm程度の小型デスクでも快適に作業できます。例えば、リビングの隅にコンパクトなワークスペースを設けたい場合や、1Kアパートでスペースを有効活用したい場合に適しています。
講義中に利用する大学生
大学生が講義中にノートを取る際、13インチノートパソコンはちょうど良いサイズです。講義中はノートパソコン以外にも教科書や筆記用具なども机に出すため、大きなデバイスは邪魔になりやすいでしょう。13インチモデルであれば、A4サイズのノートと同程度のスペースで収まるため邪魔になりません。また、隣の席の学生に圧迫感を与える恐れが少なく、教室内での使用に適しています。さらに、図書館やカフェでのグループ学習など、さまざまな場所での使用にも対応できる汎用性の高さも魅力です。
13インチのノートパソコンの選び方とは?チェックポイントを解説

13インチのノートパソコンを選ぶ際は、以下の項目をチェックしましょう。
- OS
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラフィックボード
- ディスプレイ性能
- 重量
- バッテリー駆動時間
- 堅牢性
- Microsoft Officeの有無
各項目の役割や選び方について解説します。
パソコンに必須のソフトウエア「OS」
OS(Operating System)は、パソコンやアプリの動作に必須の基本ソフトウエアです。ノートパソコンの主なOSは以下の3つです。
- Windows OS
- macOS
- Chrome OS
それぞれの特徴について解説します。
出典:Qbook|【2024年5月版】OSのシェア率ランキング|世界・日本で「Windows」「Android」のシェア率が増加 (各OSのシェアを参考)
最もシェアの多い「Windows OS」
Windows OSは、世界のパソコンにおけるOSのシェアを約74%獲得しており、最も普及しているOSとして知られています。多くのソフトウエアに対応しており、汎用性の高さが特徴です。ビジネスで広く使われているため、Windows OSを使いこなせることはビジネスパーソンとしての価値向上にもつながります。また、さまざまなメーカーが販売しているため、低価格モデルからハイスペックな高価格モデルまで揃っているのもメリットです。
一方、シェアが高いためサイバー攻撃の標的になりやすいというデメリットがあります。しかしこの問題は、適切なセキュリティ対策を講じることで多くのリスクを避けることが可能です。性能や価格、利便性のバランスが良いOSなので、強いこだわりがなければWindows OSを選択するのがおすすめです。
優れたユーザーインターフェースを持つ「macOS」
macOSはAppleが販売するパソコンに搭載されるOSで、世界の約15%のシェアを占めています。macOSのメリットは、洗練されたデザインとUI(User Interface)、高いセキュリティ性能、安定した動作です。デメリットは、価格が高く、ソフトウエアの選択肢がWindows OSと比べて少ないことが挙げられます。デザインなどのクリエイティブワークで選ばれることが多く、写真や動画編集の分野で人気があるOSです。Apple製品との連携性を重視する場合や、使いたいソフトウエアがmacOSでしか使えない場合に検討するとよいでしょう。
手軽に使えて安いモデルが多い「Chrome OS」
Googleが開発したChrome OSは、シェアの約3%を占める比較的新しいOSです。主にChromebookに搭載されています。Chrome OSのメリットは、起動が速く軽量なシステムであること、低価格のモデルが多いこと、高いセキュリティ性能を持つことです。デメリットは、オフライン時の機能制限や、専用ソフトウエアの少なさです。動作が軽く軽快に使えますが、できないことが多いため限定的な使い方をする人の選択肢となります。例えば、主にWebブラウジングやクラウドサービスを利用する学生や、シンプルな作業のみを行うビジネスユーザーなどは検討するとよいでしょう。
全体のデータ処理を行う「CPU」

CPUは、ノートパソコンの頭脳として全体のデータ処理を行う重要なパーツです。CPUの性能は、起動速度やアプリの動作速度、マルチタスクの快適さに直接影響します。例えば、高性能なCPUであれば、複数のブラウザタブを開きながら動画編集ソフトを使用するといった作業もスムーズに行えるでしょう。CPUの主要メーカーはIntelとAMDです。Intelの主力製品はCore iシリーズ(i3・i5・i7・i9)で、AMDはRyzenシリーズ(3・5・7・9)です。各グレードに適した用途は以下をご覧下さい。
グレード | 適した用途 |
---|---|
Core i3 / Ryzen 3 | ・Webブラウジング ・文書作成 ・動画視聴 など |
Core i5 / Ryzen 5 | ・簡単なの画像・動画編集 ・軽負荷ののPCゲーム など |
Core i7 / Ryzen 7 | ・高度な画像・動画編集 ・3Dモデリング ・高負荷の3Dゲーム など |
Core i9 / Ryzen 9 | ・プロが行う複雑な動画編集 ・大規模な3DCG制作 ・科学技術計算 など |
データ処理の効率を高める「メモリ」
メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保存する役割を持ち、パソコンの動作速度に影響するパーツです。メモリが不足すると、アプリの起動や切り替えに時間がかかったり、動作が遅くなったりします。メモリ不足によってフリーズする可能性もあるため、余裕を持ったメモリ容量の選択が必要です。13インチノートパソコンの一般的なメモリ容量は4GB・8GB・16GB・32GBです。各容量に適した用途は以下の表をご覧下さい。
容量 | 適した用途 |
---|---|
4GB | ・Webブラウジング ・簡単な文書作成、表計算 など |
8GB | ・一般的な事務作業 ・簡単な画像編集 ・軽負荷のPCゲーム など |
16GB | ・高度な画像・動画編集 ・3Dモデリング ・中〜高負荷のPCゲーム など |
32GB | ・プロレベルの動画編集や3DCG制作 ・高負荷のPCゲームをしながらの動画配信 ・重いアプリを複数使用する作業 |
データを長期保存する「ストレージ(SSD)」
ストレージは、データやアプリを長期的に保存するパーツで、種類により容量と読み書きの速度が異なります。SSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)がありますが、近年の13インチノートパソコンでは高速なSSDが主流となっています。SSDは従来のHDDと比べて、起動やデータの読み書きが格段に速く、衝撃にも強いのが特徴です。中でもM.2 SSDはさらに高速で省スペース性に優れています。一般的な内蔵ストレージの容量は256GB・512GB・1TB以上です。各容量に適した用途は以下の表をご覧下さい。
容量 | 適した用途 |
---|---|
256GB | ・Webブラウジング ・文書作成 ・クラウドストレージ利用がメイン |
512GB | ・一般的な事務作業全般 ・簡単なの画像・動画編集 ・軽負荷のPCゲーム など |
1TB以上 | ・大量の写真・動画データ保存 ・高解像度のな画像・動画編集 ・大容量のPCゲーム など |
画像処理を高速化する「グラフィックボード」

グラフィックボードは、画像処理を専門に行うパーツです。13インチノートパソコンの多くは内蔵GPUを使用していますが、高度なクリエイティブワークやPCゲームに対応できる専用のグラフィックボードが搭載されているモデルも販売されています。例えば、3DCG制作やハイエンドな3Dゲーム、AI学習などの用途では、専用グラフィックボードが必要です。主要メーカーはNVIDIAとAMDで、代表的なシリーズにはNVIDIAのGeForce RTXシリーズやAMDのRadeon RXシリーズなどがあります。用途に応じて、内蔵GPUで十分か、専用グラフィックボードが必要か検討するとよいでしょう。
ディスプレイ性能も重要!
ノートパソコンを選ぶ際はディスプレイ性能も重要です。ここでは、ディスプレイの解像度やパネルの種類、表面処理やリフレッシュレートなどについて解説します。
解像度は「フルHD以上」
解像度は、ディスプレイに表示される画像の精細さを決定する要素です。高解像度になるほどより多くの情報を表示でき、画像も鮮明になります。例えば、4KはフルHDの約4倍の情報量を表示できます。13インチノートパソコンの主な解像度は、フルHD(1920×1080)、WQXGA(2560×1600)、4K(3840×2160)などです。
高解像度は多くのメリットがある一方、バッテリー消費が増えることや、ハイスペックなパーツが必要になるなどのデメリットもあります。13インチサイズであればフルHDでも十分精細な画像・映像を表示できるため、無理に高解像度モデルを選択する必要はありません。画像の精細さにこだわりがある人や、高解像度が必要なクリエイティブワークを行う人はWQXGAや4Kを検討しましょう。
パネルは「IPS」がおすすめ
ディスプレイパネルの種類によって、色再現性や視野角などの特性が異なります。13インチノートパソコンに採用されるパネルはほぼIPSパネルです。主なパネルタイプの特徴は以下の通りです。
パネル種類 | 適した用途 |
---|---|
IPS | ・視野角が広い ・色再現性が高い ・中程度の応答速度を持つ ・バランスが良くさまざまな用途で選ばれる |
TN | ・価格が安い ・応答速度が速い ・視野角が狭い ・ゲーミング用途に向いている |
VA | ・コントラスト比が高い ・中程度の視野角と応答速度を持つ ・映画鑑賞などに向いている |
有機EL | ・コントラスト比が高い ・深い黒を表現できる ・薄型・軽量に設計できる ・価格が高い |
上記の特徴を基に、用途にあったパネルを選択しましょう。
表面処理は視認性を重視するなら「ノングレア(非光沢)」がおすすめ
ディスプレイの表面処理は、画面の見やすさに影響します。ノングレア(非光沢)は、光の反射を抑え、映り込みを軽減するタイプです。例えば、窓際や明るい場所で作業をしても光の影響を抑えてくれます。一方、グレア(光沢)は、色の鮮やかさと質感が向上しますが、映り込みが発生しやすいです。映画鑑賞など、色の表現を重視する場合はグレア処理が適しています。13インチノートパソコンは持ち運びが多いため、さまざまな環境で使用することを考慮すると、ノングレア処理がおすすめです。
PCゲームをプレイするならリフレッシュレートは「120Hz以上」
リフレッシュレートは、1秒間に画面が更新される回数を表し、動きの滑らかさに影響します。標準的なノートパソコンの多くは60Hzですが、ゲーミングノートPCなどでは120Hzや165Hzに対応している場合があります。高リフレッシュレートのメリットは、動きの速いゲームや動画を滑らかに表示できることです。例えば、FPS(ファーストパーソンシューティング)ゲームでは、敵の動きをより正確に捉えやすくなります。ただし、CPUやグラフィックボードに高い性能が求められる点に注意が必要です。
重量は「1.3kg以下」が持ち運びやすい
重量は携帯性を左右する重要な要素です。多くの13インチモデルは1.5kg以下ですが、より軽量なモデルを選ぶことで、持ち運びの負担を軽減できます。コンパクトなモバイルノートパソコンの利点を最大限に活かすためには、1.3kg以下を目安に選ぶとよいでしょう。また、13インチのノートパソコンには1kgを切るモデルもあります。携帯性を重視する場合は1kg以下のモデルを検討することをおすすめします。1.5kg程度でも持ち運びに支障はありませんが、バッグに入れた時に少し重さを感じる可能性があります。通勤や出張で頻繁に持ち運ぶ人は、できるだけ軽量なモデルを選びましょう。
バッテリー駆動時間は「10時間以上」が安心
13インチのモバイルノートパソコンを選ぶ人の多くは、外出先での使用を想定しています。そのため、バッテリー駆動時間は重要な選択基準です。駆動時間が短ければ、13インチの携帯性の高さを十分に活かせません。例えば、6時間の駆動時間であれば、1日中外出する際に充電切れの心配が出てきます。モバイルバッテリーでの充電も可能ですが、荷物が増える上に充電管理も面倒です。10時間以上のバッテリー駆動時間があれば、1日の外出でも余裕を持って使用できます。長時間のミーティングや終日の出張でも、充電を気にせず作業に集中できるでしょう。
堅牢性は「素材・MIL規格の取得」を確認
堅牢性も、持ち運ぶ機会が多い13インチノートパソコンで重要な要素です。多くのモデルはプラスチック素材を使用していますが、中には強度の高い素材が採用されているものもあります。例えば、マグネシウム合金やカーボンファイバーを使用したモデルは、軽量かつ高強度です。堅牢性の目安として、MIL規格(米国国防総省が定める耐久性規格)の取得も参考になります。MIL規格を取得したモデルは、落下や振動、高温、低温などのテストをクリアしており、日常使用での高い耐久性が期待できます。頻繁に持ち運ぶ人や、長期使用を考えている人は、これらの要素を確認するとよいでしょう。
利便性に影響する「搭載機能(Microsoft Office付きなど)」
搭載される機能によって、利便性が大きく異なります。以下は、作業効率や使い勝手に影響を与える機能の例です。
- Microsoft Office: 文書作成や表計算、プレゼンテーション作成に使うソフトウエア。付属しているモデルを選ぶと別途購入する手間が省ける
- Webカメラ:オンライン会議やWeb授業に必要。画質や解像度も確認するとよい
- テンキー:数字入力が多い人には便利ですが、13インチモデルでは搭載が少ない。外付けのテンキーも販売されている
- 生体認証機能: 指紋認証や顔認証により、セキュリティ性が向上し、ログインも簡単になる
これらの機能の有無や性能を確認し、自分の用途に合ったモデルを選ぶことで、より快適に使用できる13インチのノートパソコンを購入できるでしょう。
タッチパネル搭載のタブレットは13インチノートパソコンの代わりになる?

タッチパネル搭載のタブレットは、使用目的によっては13インチノートパソコンの代替になる場合があります。例えば、メール・資料のチェックやWebブラウジング、動画視聴などの基本的なタスクであれば対応可能です。しかし、長文の資料作成や複雑な表計算はキーボードがないタブレットでは難しいでしょう。また、高度な動画編集、3DCGデザインなどのクリエイティブワークは、タブレットの性能や操作性の面で限界があります。そのため、タブレットは13インチノートパソコンのサブ機として、外出時の軽作業用や自宅でのWebブラウジング、動画視聴用など、限定的な用途で使用するのがよいでしょう。
NECのおすすめノートパソコン!【13インチ・14インチ・15インチ】

NECは、国内生産の高品質なBTO(Build To Order:受注生産)ノートパソコンを多数販売しています。ここからは、NECのおすすめノートパソコンを紹介します。
※スペック表はカスタマイズモデルのものです。
携帯性抜群の13インチノートパソコン
まずは、13インチのおすすめモデルを紹介します。
気軽に持ち出せるモバイルノート「LAVIE Direct N13」

LAVIE Direct N13は、13.3型ワイド IPS液晶(フルHD)を搭載したコンパクトなモバイルノートパソコンです。広視野角かつ色再現性の高いIPS液晶を採用しており、どの角度からでもきれいな画像・映像を楽しめます。CPUには第12世代のインテル Core iシリーズを採用しており、複数のブラウザタブを開きながらマルチタスクを行うなど、負荷の重い作業にも対応できます。また、3本や4本指での操作に対応した高精度タッチパッドを搭載しており、マウスなしでも素早い操作が可能です。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | 第12世代 インテル Core i7-1255U |
グラフィックボード(GPU) | インテル Iris Xe グラフィックス(プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 16〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(USB Power Delivery 3.0対応、DisplayPort出力機能付き、パワーオフUSB充電機能付き) ・USB Type-A × 2(内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 無し/USB-LAN変換アダプタ ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 13.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・ノングレア)(Full HD) |
重量 | 約984g(大容量バッテリは約1,035g) |
バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約13〜14時間 |
超軽量&長時間バッテリー「LAVIE Direct N13」

LAVIE Direct N13は、重量約972gの超軽量ノートパソコンです。ベゼルの狭い13.3型ワイドのIPS液晶(フルHD)を採用しており、スタイリッシュなデザインが特徴です。大容量バッテリーを選択すると15.8時間の駆動時間を確保でき、外出先での長時間作業も可能です。例えば、遠方への出張時などでも朝から晩まで電源を気にせず使用できます。また、NEC独自の落下・面加圧試験やMIL規格に準拠しており堅牢性が高いのも特徴です。頻繁に持ち運ぶ人も安心して使用できるノートパソコンです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | AMD Ryzen(3 7330U/5 7530U/7 7730U) |
グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 8〜16GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(USB Power Delivery 3.0対応、DisplayPort出力機能付き、パワーオフUSB充電機能付き) ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 無し/USB-LAN変換アダプタ ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 13.3型ワイド LED IPS液晶(広視野角・ノングレア)(Full HD) |
重量 | 約972g(大容量バッテリは約1,023g) |
バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約10.5時間(大容量バッテリは約15.8時間) |
鮮やかで高強度な液晶「LAVIE Direct N13 Slim」

LAVIE Direct N13 Slimは、画像や映像を精細かつ色鮮やかに表示してくれるフルフラットガラスを採用したノートパソコンです。液晶の強度も高く表面にきずがつきにくいため、長期間美しい状態を保てます。第13世代のインテル Core i シリーズのCPUを搭載しており、高度な画像・動画編集にも対応可能です。また、大容量バッテリーを選択できる他、節電しながら使えるロングバッテリーモードを搭載しています。例えば、外出先での長時間の作業や、電源のない場所での使用時に便利です。画像・映像の美しさにこだわる人におすすめのノートパソコンといえるでしょう。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core i7-1355U |
グラフィックボード(GPU) | インテル® Iris® Xe グラフィックス(プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 16〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2(USB Power Delivery 3.0対応、DisplayPort出力機能付き、パワーオフUSB充電機能付き) ・USB Type-A × 2(内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 無し/USB-LAN変換アダプタ ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 13.3型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角・高輝度)(WUXGA) |
重量 | 約1.14kg(大容量バッテリは約1.25kg) |
バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約10.2時間(大容量バッテリは20.4時間) |
作業効率を重視する人は14〜15インチもおすすめ

13インチより少し大きなモデルがほしい人は、14〜15インチも検討しましょう。ここでは、14〜15インチのおすすめモデルを紹介します。
視認性と携帯性を両立した「LAVIE Direct N14 Slim」

LAVIE Direct N14 Slimは、A4サイズに近いコンパクトなノートパソコンです。約17.1mmの薄型ボディを採用しているため、カバンの中に入れてもかさばりにくく、持ち運びに適しています。例えば、通勤時や出張時でも気軽に持ち歩けるでしょう。ボディにはマグネシウム合金を採用しているため、軽量でありながら堅牢性も優れた製品です。また、CPUはAMD Ryzen 7000シリーズを採用しています。複数のアプリを同時に起動してもスムーズに動作するなど、マルチタスクも快適に行える高性能CPUです。ビジネスユースからクリエイティブな作業まで幅広く対応できる、バランスの取れたモデルといえるでしょう。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | AMD Ryzen(3 7330U/5 7530U/7 7730U) |
グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 8〜16GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜1TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(USB Power Delivery 3.0対応、DisplayPort出力機能付き、パワーオフUSB充電機能付き) ・USB Type-A × 2 ・HDMI × 1 ・LAN × 無し/USB-LAN変換アダプタ ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 14.0型ワイド LED IPS液晶(広視野角・ノングレア)(フルHD) |
重量 | 約1.24kg |
バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約12.8時間 |
堅牢性に優れたプレミアムモバイル「LAVIE Direct NEXTREME Carbon」

LAVIE Direct NEXTREME Carbonは、軽さと堅牢性を両立させたプレミアムなモバイルノートパソコンです。ボディにカーボン素材を採用しているため、軽量でありながら高い耐久性を実現しています。通常の使用時の衝撃はもちろん、うっかり落としてしまった場合の故障リスクを低減できます。MIL規格(米国国防総省が定める耐久性規格)やNEC独自の耐久テストもクリアしており、信頼性が高いのも特徴です。また、第13世代のインテル Core iシリーズを採用しており、高速なデータ処理を実現しています。大量のデータ分析や高度な画像処理など、負荷の高い作業もスムーズに行える高性能ノートパソコンです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | Intel Core ( i5-1335U/i7-1355U) |
グラフィックボード(GPU) | インテル Iris Xe グラフィックス(プロセッサーに内蔵) |
メモリ | 16〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 2(Thunderbolt 4/Display Port出力機能付き/パワーオフUSB充電機能付き) ・USB Type-A × 1(パワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 無し/USB-LAN変換アダプタ ・microSDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 14.0型ワイド LED IPS液晶(広視野角・高色純度・ノングレア) (WUXGA) |
重量 | 約929〜943g |
バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約22.6時間 |
ベゼルが狭いスタイリッシュボディ「LAVIE Direct N16 (R)」

LAVIE Direct N16 (R)は、16.0型 ワイド IPS液晶(WUXGA)を搭載した大画面ノートパソコンです。細いベゼルを採用しているため、液晶画面に集中しやすく、作業効率が向上します。USB Type-AやUSB Type-C、HDMI、LANなどの多様なIOポートを搭載しており、さまざまな周辺機器を接続できます。例えば、外部ディスプレイやプリンターなどを簡単に接続できるでしょう。また、タイピングがしやすく静かな静音キーボードやヤマハ製のAudioEngineなど、利便性や快適性に貢献する機能も搭載しています。資料作成や動画視聴、音楽鑑賞など、さまざまな用途に対応できる多機能モデルです。
OS | Windows 11 (Home/Pro) |
---|---|
CPU | AMD Ryzen(3 7335U/5 7535U/7 7735U) |
グラフィックボード(GPU) | AMD Radeon™ 680M グラフィックス/ AMD Radeon™ 660M グラフィックス(プロセッサに内蔵) |
メモリ | 8〜32GB |
ストレージ(SSD) | 256GB〜2TB |
外部インターフェイス | ・USB Type-C × 1(USB Power Delivery 3.0対応、DisplayPort出力機能付き、パワーオフUSB充電機能付き) ・USB Type-A × 2(内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) ・HDMI × 1 ・LAN × 無し/USB-LAN変換アダプタ ・SDカードスロット × 1 ・ヘッドフォンマイクジャック × 1 |
画面サイズ | 16.0型ワイド スーパーシャインビューLED IPS液晶(広視野角) (WUXGA) |
重量 | 約2.1kg(大容量バッテリは2.2kg) |
バッテリー駆動時間(アイドル時) | 約8〜8.5時間(大容量バッテリは約13.5〜14.2時間) |
13インチノートパソコンは利便性と携帯性のバランスが良くおすすめ!
13インチノートパソコンは、携帯性と機能性のバランスが取れたサイズです。機種選びの際は、CPUやメモリなど処理性能に関わる要素や重量、バッテリー駆動時間、ディスプレイ品質などを確認しましょう。また、堅牢性や搭載ポート、キーボードの使い心地なども重要なポイントです。自分のニーズに合った機能を持つモデルを選ぶことで、快適なモバイル生活を送ることができるでしょう。NECでは、13インチノートパソコンを含め、さまざまなサイズ・性能の製品を販売しています。公式サイトでは、お得なクーポンの発行なども実施しているので、ぜひチェックしてみて下さい。
NECの公式サイトはこちら